迷子の翼たち
流離う翼たちの外伝作品となります。劇場版直後辺りの時間軸で流離う翼世界と劇場版世界に近い世界が繋がってしまったパラレル的な物語となっています。
話数 タイトル 内容 序章 冒頭3分的導入です 第1章 前代未聞の大事件 低軌道にあるオーブの宇宙ステーションで厄介な問題が発生し、カガリたちが直接話を聞きに行くことに。だがそれは、非常に傍迷惑な冒険への片道切符であった。 第2章 平行世界への旅路 何時の間にか地球にいたカガリとフレイは困惑してしまう。その視界内には最近起きたと思われるMS戦の跡があり、此処は一体どこなのだと不安に駆られるのであった。 第3章 異世界の迷い子 アコードを探すシンたちと、湖で拾った女性から話を聞くカガリたち。それは彼女たちを否応なく戦いへと巻き込んでしまう不幸な出会いであった。 第4章 旅路の始まり イングリッドを仲間に加えた一行はとりあえず身を隠せる居住地を求めて移動を開始するが、彼女らはそこでイングリッドに対する追手の存在を知ることになる。 第5章 逃亡者 コンパスの捜索隊に見つかってしまうカガリたち。どうしようかと慌てていると、イングリッドが丁度良い隠れ場所が近くにあると教えてくれて、一同はそこを目指すことになった。 第6章 迷子に気付いた者たち 元の世界ではカガリ達が居なくなった事に気付いた者たちが出始めた。そして向こうの世界でも遂に向こうに行ってしまった者に気付く者が現れてしまう。 第7章 小さな村へ 過酷な日々にコンパスの疲弊は限界に達しようとしている。一方遠くへ行くことを諦め、近くの村に身を隠そうとする5人は新天地で新たな生活を始めようとしていた。 第8章 異世界の戦乱 いよいよ追い込まれていくコンパス。一方カガリたちは家の掃除をして必要な生活物資を購入する為に近くの町へと移動する。そこで久々の買い物をする5人だったが、帰ろうとする時になって町に警報が鳴り響いた。 第9章 謎の2人組 異世界の戦乱にお人好しな馬鹿たちが首を突っ込んでしまう。2人は素人同然の襲撃者を一蹴するが、余りにやり過ぎた為に面倒な奴らの注意を引いてしまう事に 第10章 一時の休息 戦いを終えた5人は村でそれぞれの休暇を楽しむことに。それはこの世界で初めて訪れたのんびりした時間であった。だが、そんな5人の元にオーブからの手が伸びようとしていた。 第11章 悪人とヘタレとライバルたち 居なくなったカガリたちの事に遂にイタラやアズラエルたちが動き出す。そして火星からはあの男が地球圏に戻り、プラントでもアスランの戦友たちが集まり始めていた。 第12章 コンパスと共闘 街に買い物に出た5人は、再び戦いに巻き込まれてしまう。連れて行かれたトールとフレイはそこでコンパスのルナマリアと出会い、彼女にコンパスへと誘われる事になる。 第13章 常識外れの2人組 民間人を盾代わりにする敵に激怒するトールとフレイ。一方ルナマリアはナチュラルとは思えない2人の異常な強さと見た事の無い連携戦術に戸惑いを隠せないでいた。 第14章 異世界での遭遇 町に残ったイングリッドとアスランはフレイに手を貸すためにカガリと別れたが、そのカガリは避難所で予想外の人物と遭遇してしまう。そして戦いを終えたトールとフレイはシンの必死の勧誘を受けるのだった。 第15章 異質な他者 遂に親しい知人と遭遇してしまったカガリたち。5人はサイを伴ってかつて身を寄せた地下格納庫へと向かい、そこでサイに事情を説明することに。そしてそれは、カガリたちに1つの問題を突き付けていた。 第16章 逃れられぬ定め サイと遭遇したアスランたちは町に行くのを制限することにし、村でずっと過ごすようになった。それは5人の生活に変化をもたらし、それは彼らの関係にも微妙な変化を起こしていく。 第17章 動き出す故郷 カガリたちが向こう側で苦労していた頃、こちらの世界ではようやく諦めたオーブが事情を関係国へと伝え、飛ばされてしまった者たちを助ける為の話し合いが始まる。そして向こうでは遂にマリューたちとカガリたちが接触することに。 第18章 ブルーコスモスの襲撃 穏やかな暮らしは終わりを迎え、彼女たちは旅立ちの時を迎える。住み慣れてきた村に名残惜しさを感じながら旅立ちの準備をするカガリたち。だが、そんな彼女たちを狙う陰があった。 第19章 戦争の傷跡 遂に動ける者が居なくなったミレニアムでシンはアグネスの出撃を決意する。一方ブルーコスモスに捕らわれたカガリとフレイは彼らの基地で目を覚まし、コンパスへの人質とされてしまっていた。 第20章 灯された小さな明かり 亡くした者に想いを馳せるブルーコスモスの兵士たち、誰も何が起きているのか理解できないまま、ただ愛する者を思い出して咽び泣く。それは、この世界で起きた異変の、ほんの小さな始まりであった。 第21章 カガリとカガリ 遂に2人のカガリが出会ってしまう。カガリは異世界の同一存在に怖気を覚えて逃げ出し、アスランたちはこれからどうするのかを話し合う。そこでアスランたちは自分たちとこの世界への影響を話し合うのだった。 第22章 異なる彼女たちの歴史 オニール号との合流を目指して移動を開始した7人。その途中でこちらのカガリが異世界の事に興味を持つようになってしまう。 それは手が届かなかった望む世界を見てしまった者の足掻きなのだろうか。 第23章 懐かしの再会 長き旅を経て遂にマリューが示した場所に辿り着いたアスランたち。彼らはそこでようやく同じ世界の仲間たちと合流し、懐かしい人たちとの再会を果たすのだった。 第24章 イングリッドの受難の始まり この世界に残るというイングリッドを説得するカガリたちだったが、彼女は頑なだった。そんなイングリッドにばらばらな反応を見せる4人。そしてフレイはイングリッドとウィンダムで模擬戦をする事に。 第25章 次の時代へ 久々に補給を受けるミレニアム、返って来たゲルググに喜ぶルナマリア。地球ではミリアリアが次の仕事を探していて、 そして彼女のいる都市にはブルーコスモス部隊が迫っていた。 第26章 遂に開かれた扉 元の世界では世界各国の協力を受けてとうとうワームホール装置の稼働が可能となり、向こう側に行ってしまったカガリたちと連絡を取る事が可能となった。それで双方が情報を交換する。 第27章 初めての異世界介入 バクー市に迫るブルーコスモス部隊に気付いたオニール号。その中に居る一際巨大なMAが強化人間によって動いていると聞かされたカガリたちは初めて怒りを見せ、戦いに介入する事を決断してしまう。 第28章 私たちの戦い バクー市を巡るブルーコスモスの攻勢は軌道上のミレニアムにも気付かれたが、彼らはそこでブルーコスモスを食い止める謎のMS隊の存在を知る。その中にルドラの姿を見たシンは怒りを見せて出撃を命じるのだった。 第29章 異なる正義の形 遂に激突したコンパスと来訪者たち。考え方の異なる両者の激突は歪な擦れ違いを起こし、激しい衝突を生んでしまう。特にアスランとシンの戦いは激しものとなっていた。 第30章 大混乱 余りにも異質なMSを使う武装勢力との戦いが遂に終わる。ディスティニーを大破させられたシンは一体何が起きているのかとこの状況に疑問を抱いていたが、意地悪な現実は彼の運命を更に加速しようとしていた。 第31章 優しい風 コンテナから出てきた謎の少女、ステラの出現は状況を更なる混乱へと叩き込んでしまう。そして彼女から現在の状況について正しい情報を得たメイリンであったが、それはアスランに否定されてしまうのだった。 第32章 思い出の彼方 シンは向こう側からやってきたステラと屋っと話す機会を持てた。そこで彼は衝撃的な話を聞くことになってしまう。そしてメイリンはステラの話から、異世界の存在を信じるようになっていった。