流離う翼たち
ガンダムSEEDのアナザーストーリーです
はっきり言って本編なんて気にしていません。G兵器は最強の兵器ではありませんし、戦車や戦闘機でも数が揃えばMSに対抗できます。狂った人や無能な軍人というのは余り出て来ません。基本的にキラとフレイ、キースの3人の視点で話が進みます。
基本的に私が数は力な人なので、その辺りを考慮して読んで下さい
話数 | タイトル |
内容 |
第1章 | ガンダムという名のMS | 平和だったヘリオポリス。だが、そこで連合の最新兵器の開発が行なわれていることを知る者はごく僅かしかいなかった。その事が1つの悲劇へと繋がっていく。 |
第2章 | 追撃 | 追撃してくるクルーゼ隊。包囲されたアークエンジェルは遂に対決を決意した。キラが、フラガが、キースが出撃し、Gと激突する。 |
第3章 | アルテミス | アルテミス要塞に逃げこんだアークエンジェル。だが、友軍の筈のアルテミス守備隊はアークエンジェルを拘束してしまった。 |
第4章 | ラクス | デプリベルトで拾った少女、ラクス・クライン。彼女は敵国の有力者の娘だった |
第5章 | 狂気 | 味方の先遣艦隊がクルーゼ隊の襲撃を受ける。その中にはフレイの父親がいた。アークエンジェルは救援に向うが、その努力は報われず・・・ |
第6章 | 変化 | 父を失った少女は復讐の炎にその身を焦がす。そして、それに気付かないキラは自ら戦火の中へと身を躍らせてゆく |
第7章 | それぞれの決断 | 第8艦隊と合流したアークエンジェル。だが、そこにクルーゼ隊が襲い掛かってきた。子供達はそれぞれの意思で戦場へと戻っていく。 |
第8章 | 地球軌道の戦い | 激突する第8艦隊とクルーゼ隊。アークエンジェルも第8艦隊とともに砲火を開く。キラも守りたい人を守る為に出撃するが、その決意も空しく守りたかった人達がまた散ってしまう。 |
第9章 | 砂漠の死闘 | 砂漠に降下してしまったアークエンジェルを待っていたのは、砂漠の虎、アンディ・バルトフェルドだった。慣れぬ地上での戦いに苦戦するキラ。だが、そんなキラを助ける者がいた。 |
第10章 | 勝利の女神 | 砂漠のゲリラと合流したアークエンジェル。カガリと言う少女との出会いがキラに新たな波紋を投げ掛ける。それぞれの戦う理由とは何なのか。 |
第11章 | 虎との邂逅 | 砂漠の街、バナディーヤに買い物に行ったキラ達。そこでさまざまな試練を経験するキラ。くたびれてグッタリしてる彼の前に、1人の変な男が現れた。 |
第12章 | 訓練と興味 | 前に拾ったまま放置されていたシグー。これのパイロットを子供達から選ぶ事になった。シミュレーターでのテストの結果、残ったのはなんとトールとフレイである。果たして2人の運命は如何に? |
第13章 | 砂漠での決着 | プラントで母の墓参りをするアスラン。だが、そこには父、パトリック・ザラの姿があった。また、地球でも遂に砂漠の虎との決着が。そんな中、カガリがシグーで出撃してしまう。 |
第14章 | 補給部隊 |
ラクスを尋ねたアスラン。そこで彼はラクスの手料理を振舞われるが・・・・ |
第15章 | ギリシアを越えて | 遂にギリシアの防衛線に挑んだアークエンジェルだったが、五月雨式に襲いかかってくるザフトの大軍に徐々にボロボロにされてしまう。だが、彼らの窮地にユーラシア連邦軍が駆けつけてくれた。 |
第16章 | 最前線の街・前編 | ブカレストに入ったアークエンジェル。傷付いた身体を癒す間に、キラとフレイは街へと赴く。だが、そこで2人は初めて戦争の酷さを実感する事になる |
第17章 | 最前線の街・後編 | 戦火の中を逃げてきたキラとフレイ。2人を助けに来たトールは、デュエルで実戦を経験する事に。 |
第18章 | ザラ隊結成 | ジブラルタルに集結したクルーゼ隊。だが、クルーゼは出世して指揮が取れなくなったので、アスランとイザークにそれぞれ1個小隊を編成させた。だが、総指揮をアスランが取るという事が、イザークに反感を抱かせる事に |
第19章 | 連合のコーディネイター |
遂にアークエンジェルに5機のGが配備される。そのパイロットの1人、スコットはコーディネイターだった。同じ境遇の同胞に、キラは近親感を抱く。 |
第20章 | ヨーロッパの嵐 |
開始されるカスタフ作戦。ザフトは連合の大攻勢に押し切られ、雪崩をうって後退してしまう。連合の先頭に立ち、侵攻の先鋒となるアークエンジェルは群がるMSを蹴散らしながらひたすら前進していた。 |
第21章 | デュエルVSデュエル | アークエンジェルに襲い掛かるザラ隊とジュール隊。その攻撃に苦戦するキラとフレイ。次々に倒れていく仲間たち。戦いの中でフレイは奇妙な感覚に戸惑いを覚える。そして、フレイが追い詰められたのを悟ったキラは、遂に秘めていたSEEDを発動させてしまう。 |
第22章 | 偽りの終わり |
戦勝祝賀会で、キラは再び自分が裏切り者であることを突きつけられる。 |
第23章 | 新しい道 | キラと別れたフレイは、戦う道を選んだ。だが、フレイは戦争の闇の部分に気付いてしまい、自分のように苦しむ人を増やしているという認識に苦しんでいた。そんなフレイに、キースは自分の過去を語って聞かせる。 |
第24章 | 動き出した世界 | 動き出すプラント。パトリックとシーゲルもそれぞれに講和への道を模索していく。そしてキースが過去にブルーコスモスに所属していたことも明らかに。 誰もが最悪の結末を望んではいない。世界を動かす者たちは、それぞれに今を何とかしようと考えていた。 |
第25章 | 一歩を踏み出して | 別れた2人。だがそれは艦内に歪な空気を生み出していた。徐々におかしくなる人々。その中で必死に動き回るトールとカガリ、サイ。 ナタルに教えを受けるフレイは、彼女の不器用な優しさに少しずつ昔の元気さを取り戻しつつあった |
第26章 | 戦う意味とは | アークエンジェルが傍受した助けを呼ぶ通信。それを確認しに行ったフレイは、そこで追い詰められていたユーラシアの部隊と合流した だが、アークエンジェルが来るよりも早く、ザフトの部隊が押し寄せてきたのである。フレイは初めて単独での戦闘をする事に |
第27章 | 孤独 | アスランたちも遂に出発の時を迎えたが、アスランの出発は少し遅れる事に。 そして、アークエンジェルの中に漂う不穏な空気は、少年少女の心にさまざまな波紋を生み、遂にその歪みが表に噴出し始めていた。 サイは男になれるのか? |
第28章 | 2人の出会い | ラクスとアスランはジブラルタルで久しぶりに再会した。だが、2人の心には微妙なずれがあった。ラクスの真意は何処にあるのだろうか。 そして、アークエンジェルの歪みはフレイの遭難によって奇妙な方向に向かいだす。トールが、サイが、カガリが歪みを僅かに修復していく。一方、撃墜されたフレイはなんとアスランと出会っていた。 |
第29章 | 敵同士 |
2人きりで夜を過ごすアスランとフレイ。コーディネイターを嫌うフレイと、ナチュラルを蔑視するアスラン。水と油な2人ははたして無事に過ごせるのか |
第30章 | 優しさと狂気 | アークエンジェルに戻ったフレイは、謝らなくてはいけない人の元へと向かう。 そして、再びイザークたちが襲い掛かってきた。キラとフレイ、フラガが迎撃に飛び出していく。だが、既にキラは・・・・・・ |
第31章 | 私らしく | 暴走したキラはSEEDを発動させ、全てを殺しつくそうと暴れだす。その強さはイザークやミゲルを完全に圧倒していた。そしてフレイもまたニコルを圧倒するが、その前にSEEDを発動したフィリス立ち塞がることに |
第32章 | 笑顔の約束 | 激突するキラとフレイ。最強の存在であるキラを前に、フレイは徐々に追い詰められていく。そして、苦戦するフレイを助けようと動く者がいた 今、ひとつの物語に決着がつこうとしていた。 |
第33章 | 仲間たち | 戦争の合間にある一時の安らぎの時間。いがみ合っていた少女達は初めて一堂に会した。彼女達は語る、自分の想いを。求める何かを。 一方、アスランたちは・・・・・・・・・ |
第34章 | ムーン・アタック | 月を狙うザフトと迎撃に出た連合艦隊が激突する 開戦以来、久しぶりの大規模艦隊決戦が始まろうとしていた |
第35章 | 奇妙な関係 | 破綻寸前だったアークエンジェル内の空気は落ち着きを取り戻したかに見えたが、それは新たな波乱の幕開けでしかなかった。落ち着くという事は周りが見えるという事。それはこれまで見えなかった数々の歪みを浮き彫りにし、少年に現実を見せてきた |
第36章 | 死に絶えた街で | アティラウ。ザフトに攻撃され、住民と守備隊の全てが死に絶えた街。そこにある物資を求めてアークエンジェルはその死霊都市へと踏み入っていく。 そこで、カガリは禁断の果実に手をかけてしまうのだった。 |
第37章 | カガリの道 | 明かされるキースの経歴。それを知ったカガリは衝撃を隠せなかった 一方、ザフトはヨーロッパと月での敗北を取り返そうと地球各地で攻勢を強めている。そんな時、プラントで衝撃的な事件がおきた |
第38章 | 極東連合の蠢動 | 極東に位置する強国、極東連合。そこで行われているMS開発計画が進められている。その開発の中心にいるのは何とコーディネイターの技術者であった。 |
第39章 | 異質なる者 | ザフトの集結地点に飛び込んでしまったアークエンジェル。圧倒的大軍に孤立無援で戦うアークエンジェル。苦戦するアークエンジェルの突破口を切り開こうと、キラは再びSEEDを発動させた。 |
第40章 | 仮面の男 | 船上でアズラエルと話すラクス。それは平和への道を切り開けるのだろうか。そしてアークエンジェルはボロボロの友軍と合流してしまう。そんなアークエンジェルを狙うのは、あの仮面の男であった。 |
第41章 | 自分の正義・・・・・・ | 意見を違える大西洋連邦とユーラシア連邦の指揮官達。事情が分からないキラたちはいがみ合う両者を見て困惑を隠せない。 そんな時、カガリが怒りを表情に宿して立ち上がった。 |
第42章 | 対立 | カガリとキラの対立はいよいよ深刻さを増していく。それは徐々にキラを追い詰め、救い様の無い状況を作り上げていた。その一方で、ザフトでもアスランがさまざまな問題に直面し、違う意味で精神的に追い詰められていた。 |
第43章 | 舞台の裏側 | 世界中で兵士が武器を手に戦っている。だが、その裏側では戦争を終わらせようとする者達のもう1つの戦いが行われていた。戦争を終わらせる事は、始める事よりも遙かに難しい事を知る男達は、最も困難な戦いを始めたのだ。 |
第44章 | 誰も見捨てない | 遂に始まった戦い。カガリやクリスピー大尉も銃を手にザフト兵と戦う事になる。民間人を逃がす為の時間を稼ぐ為に後退戦闘を行う連合兵士達。だが、その中には取り残されてしまう部隊も出るのだ。 |
第45章 | 指導者の資質 | 敵中に孤立したカガリ。必死の抵抗も空しく仲間達が1人、また1人と倒されていく。そんな絶望的な戦闘の中で、カガリは始めて自分の選択を後悔していた。1つの選択ミスが多くの人を殺す事があると、カガリはようやく学んだのだ |
第46章 | 絆は、広く世界に… | 帰還したストライクから出てこられなくなったキラ。そのキラをストライクから引っ張り出そうとするトールとフレイ。だが、キラは2人に向けて胸のうちに留めていた本音を吐き出してしまった。 |
第47章 | 無敵親父 | クルーゼの攻撃に晒されるアークエンジェル。圧倒的大軍に集られて瞬く間にボロボロにされてしまう。キースは堕とされ、フラガは敵機に拘束される中で、弾幕を掻い潜ったクルーゼの銃口がアークエンジェルに向けられた。 |
第48章 | 戦友の再会 | クルーゼ隊を撃退し、やっと味方の勢力圏の逃げ込めたアークエンジェル。アークエンジェルの窮地を救ってくれたアルフレットは、何とフラガやキースの昔の上官であった。2人の隠された過去が今明かされる。 |
第49章 | 地獄の料理バトル | 怒ったマリューと落ち込むフラガを仲直りさせる為、ナタルが一肌脱いだ。それは悪魔との契約か、はたまた魔女の誘惑か。マリューはナタルの誘いに乗り、その手に包丁を握ることになる。今まさに地獄の蓋が開けられ、6人の生贄がそこに放り込まれようとしていた。 |
第50章 | 平和な休日 | やっとマドラス基地に到着し、休暇を貰う事が出来たアークエンジェルクルー達。久々の平和な時間にある者は羽を伸ばし、ある者は時間を持て余してしまう。そんな中で、士官たちはあの男と出会う事に。 |
第51章 | 突きつけられる現実 | アズラエルがアークエンジェルに新たな波紋を投げ掛ける。キースの謎と、それにまつわる最高のコーディネイターの話。そしてフレイは…… |
第52章 | 家出娘 | 街に飛び出したフレイは、あのアルフレットに拾われた。そこでフレイの話を聞いたアルフレットは何を思ったのか、暫く家で預かると言い出してしまう。そこでフレイはダガーの改良型に乗せられる事になる。 |
第53章 | 星は集いて | フレイはアルフレットの下で戦技教官の真似事をする事になった。アスランは街に潜入して偵察行動をしようとする。決してバカンスではない。そして他の人々の選択は…… |
第54章 | マドラスに日は落ちて |
マドラスを襲う巡航ミサイル。戦火に焼かれる街を見て、フレイは慟哭する。だが、そんなフレイにセランは気にしなくても良いと言った。 |
第55章 | 再会は嵐と共に | アスラン一行はフレイの手引きもあって身分偽ってオルセン家に泊まる事に。そこに住むのはセランを強化したような怖い両親であった。はちゃめちゃ一家に振り回されるアスランの運命はどうなるのだろうか。 |
第56章 | 優しさと強さ | ようやくフレイの居場所を掴んだカガリたちは早速行動を起こした。フラガの協力を得て連合基地にやってくる6人。だが、そこは彼らの想像を超えて広大であったのだ。 |
第57章 | 父の姿 | アルフレットに捕まって入り口に強制移動させられたキラ。フレイに合わせろと言う子供たちに対し、アルフレットは漢らし過ぎる解決手段を提示してくれた。 一方、インドを巡る戦局は1つの山場を迎えていた。クルーゼがインドに侵攻してきたのだ。 |
第58章 | 血塗られた丘 | 孤立した第4軍を助けに来たアルフレットとキラ。だが、彼らの部隊は何の抵抗も受けずに第4軍の元にたどり着き、その後も敵の攻撃を受けないという奇妙な状態が続いていた。 |
第59章 | マドラスの危機 | 敵襲を受けたマドラス。精鋭MS隊を欠いている今、迎撃できるのは僅かな居残り部隊しかいない。今、フレイが、カガリが、トールが、オルガが優勢な敵へと立ち向かっていく。 |
第60章 | エースを欠く戦い | 驚異的な強さを見せるグリアノスに苦戦するトールたち。彼らの戦いでマドラス基地は大きな被害を出してしまう。そんな中で、フレイは再びあの力を強く発現させることが出来た。 |
第61章 | 果てしなく遠い道 | アルフレットの手を借り、フレイと模擬戦に臨んだキラ。だが、相手がキラとは知らないフレイは全力を持ってこれを叩きのめそうとしてしまうのであった。襲い来るミサイルの脅威にキラの悲鳴が木霊する。 |
第62章 | 遊園地という名の戦場 | 遂にデートの日が来た。初めて2人で遊びに行くというこのイベントを、アークエンジェルクルーが見逃す筈も無い。そしてそれを予想した仲間達もまた暴走していく。 |
第63章 | ラスト・ダンス |
舞踏会に集ったアークエンジェルクルー。そこでカガリは自分の正体を明かすが、それを聞いた仲間たちの反応は…… |
第64章 | 決意の砲火 | マドラスに攻撃をかけてきたザフト部隊に反撃を開始した連合軍。前回とは異なり、強力な部隊が駐留しているマドラスの強さはモラシムの想像を遙かに超えるもので、戦いは徐々に連合側に傾いていく。 そんな中で、2つのSEEDが激しく激突する事になった。 |
第65章 | 騒動は少女と共に | 遂にマドラスを離れる事になったアークエンジェル。改装を受けてアークエンジェル自体も強化され、更に補充兵も与えられたアークエンジェルはオーブにカガリを送り届けるという新たな任務を与えられることに。 |
第66章 | 南海への道標 | 痴話喧嘩で冷戦に突入した少年少女たち。だが、もはや慣れてきてしまったクルー達は昔ほど気にしてはいなかった。 だが、次の補給地であったシンガポールは、敵の猛攻に晒されていた。 |
第67章 | 出会いは嵐の予感 | カーペンタリアから久しぶりにプラントに戻る事になったアスラン。だがその出立も騒動に見舞われてしまう。そしてアークエンジェルでは、キラがアーシャと話していた。 |
第68章 | 孤島の罠 | アーシャの案内でやってきたアルビムの海底都市アーモニア。だが、その入り口はただのサンゴ礁の島にしか見えないものであった。そこでアークエンジェルとアルビムの交渉が始まるかと思われたのだが…… |
第69章 | 独裁者の正義 | 久々にプラントに戻ったアスランとニコルは、プラントの様子がおかしい事に気付く。そしてパトリックに同行して彼の仕事を見る事になったアスランは、そこでテロに巻き込まれてしまう。 |
第70章 | アルビム | 海底都市を巡って行われる攻防。2人を助けようと潜航艇で都市に接近するキラ。そしてフレイは、監禁するべく入れられた部屋で先客と話をすることになる。 |
第71章 | 出生 | 遂に海底都市を奪還したキラたちは、そこでイタラから恐るべき事実を伝えられる。だがそれは、何処まで信じていいか分からないような内容であった。そしてアスランも地球へと帰ってくる事に。 |
第72章 | 待ち伏せ | 地球への航路上で連合軍の襲撃を受けるアスラン。訓練生だけでは無理だと判断したアスランは自分も出撃するが、連合軍の猛攻に訓練生達は次々にその命を散らせていった。 |
第73章 | 失われるもの |
シンガポールで友軍兵士の蛮行を取り締まっていたイザークは、遂に我慢の限界を超える事に。それはクルーゼの立場に微妙な変化を与える事となった。 |
第74章 | 平和の国へ | 105ダガーが撃墜されたのを見てキラは激怒し、SEEDを発現させてしまう。暴走したキラはユーレクを倒そうと襲い掛かるが、ユーレクもまた嬉々としてキラを迎え撃つ。 |
第75章 | 16年ぶりの再会 | オーブに付いたアークエンジェルにようやく上陸許可が下りた。子供達はウズミの迎えで両親と再会させてもらえる事になったが、そこにキラの姿は無かった。そしてウズミはキースをナハトと呼ぶ。 |
第76章 | 時の流れの中で | 16年の時を越えて再会したエレンとキース。エレンは過去に何があったのか。そしてキラはフレイの病院に足を運ぶが、守衛から申請をしてないとは入れないといわれ、とぼとぼと引き返そうとするが…… |
第77章 | それは運命の出会いなの? | 少しずつ講和へと動く大西洋連邦とザフト。始まった戦争は終わらせなくてはならない。その為に両国の政治家は必死に努力していたが。その頃、同じ国の違う場所では色々と奇妙な出来事が立て続けに起きていた。 |
第78章 | 約束はいらない | いよいよアークエンジェル出航の時が来た。アスランもまたオーブを発ち、キラとの決着の時が迫っている事を予感している。オーブに残されるフレイは見送りには行かないと言い出すが、それを聞いたカガリとサイは。 |
第79章 | 決着の時 | 運命の時を迎えるキラとアスラン。長かった戦いにようやく決着が付くのだろうか。双方の総力を集めた戦いが起こり、次々に襲い掛かったザフト部隊の機体が落ちていく。その凄まじい強さにアスランたちは…… |
第80章 | 敗北という名の後で | 帰ってこなかった仲間達に戦士たちは悲嘆にくれる。しかし、運命は帰ってこなかった男たちを更に弄ぼうとしていた。そしてアークエンジェルから連絡を受けたカガリがキラたちを捜索に向う。 |
第81章 | 運命に弄ばれて | 捜索に赴いたカガリは島でキースたちを見つけたが、それはちょっとした騒動を引き起こしてしまった。一方、カーペンタリアに帰還したイザークには新たな命令が渡されていた。 |
第82章 | それぞれの選択 | ハワイに到着したアークエンジェル。そこで幾人かはアークエンジェルを離れる事となる。だが、当然去っていくと思われていた幾人かは予想外の選択をしてしまっていた。そしてアスランもザフトに帰る事に。 |
第83章 | 変化の兆し | 新たな作戦の準備を進めるザフトと連合。戦争を終わらせなくてはいけないという同じ思いを抱きながら、双方は全力で相手の打倒を目指す。そして、それとは関係の無い動きも起きた。 |
第84章 | そして時代は動き出す |
月を発った第8艦隊、そして発動されたメテオとスピットブレイク。今、終戦に向けた大作戦が発動される。果たして勝利はどちらの手にもたらされるのか。そして、影で動いていた者たちも表舞台に出てこようとしていた。 |
第85章 | 2つの矢 | 状況が自分の手を離れた事にクルーゼが悲鳴を上げる。そして連合とザフト、双方は最後の戦いを始める事に。戦争を終わらせる為に、遂にハルバートン率いる第8艦隊が戦場に殴りこんできた。 |
第86章 | 羽ばたく翼 |
第8艦隊に蹂躙されるプラント。それを迎撃したザフトは弱兵だらけで有効な迎撃を行う事が出来ず、ただ犠牲だけが積み上げられていく。 そして連合の牙は、遂にプラントコロニーに向けられる。 |
第87章 | 歴史の分岐点 | 地球に迫る隕石。連合軍は必死にこれを迎撃するが、ザフトも必死にそれを防ぎ、隕石を守って地球に向う。そしてプラントを出たキラはユーレクのシグーを相手に不完全なフリーダムで立ち向かうことに。 |
第88章 | アラスカ | 開始されたアラスカ攻防戦。互いに死力を尽くした戦いが行われていく。その中でトールはキラとフレイの穴を埋めようと張り切るが、現実は無情であった。そして宇宙から敵が大挙降下してくるの確認したサザーランドは最後の時が来た事を悟る。 |
第89章 | アスラン | ラクスの反逆に混乱するプラント。シーゲルの失脚でパトリックは講和への道が遠ざかった事を悟り、次の作戦を発動してしまう。そしてアスランはラクスと対面する事に。一方、地球ではアークエンジェルに新たな仲間が加わっていた。 |
第90章 | 誰も望まなかった戦いへ | 次の戦いの準備に入るプラントと連合。決戦の舞台は直ぐそこにあり、人々は束の間に休息に酔う。などという真面目な話しではなく、世界は馬鹿に満ちているが正しかった。1人シリアスしているクルーゼが妙に浮いているような。 |
第91章 | パナマは血に染まった | パナマに侵攻したザフト。しかし連合の守りは厚く、双方に夥しい犠牲を生んでしまう。しかし、とんでもない犠牲を支払いながらもザフトはジリジリとマスドライバー目指して前進を続ける。これに負ければ、後が無いのだから。 |
第92章 | 破滅の序曲 | 激戦も遂に終わりの時が来た。多くの新型とエースが戦場を駆け抜け、火花を散らす。ジャスティスがパナマで暴れまわり、グングニールが地球へと投下される。 そして、フリーダムとジャスティスが遂に激突する。勝利は果たしてどちらの手に。 |
第93章 | 勝利は誰の手に | パトリックの退場により、プラントは政権交代が起きることに。それに伴い、プラントとザフトは大きく動いてしまう。そしてアークエンジェルはフリーダムを乗せたジャンク船を密かに追跡していた。役者は今、オーブに集ろうとしている。 |
第94章 | コーディネイター | キラの墓の前にやってきたフレイ。ようやく気持ちを整理する事が出来るのだろうか。しかし、その頃オーブ基地はカガリの襲撃を受けていた。そして、フリーダンが遂にオーブへと飛び立つ。その先には何が待っているのだろうか。 |
第95章 | 終末は自由と共に | 遂にオーブに帰ってきたキラ。だが、フリーダムの眼前に立ちはだかったMSに乗っていたのはフレイであった。どうしてフレイがMSに乗っているのかと激しく糾弾するキラ。だが、それは2人の感情にヤスリをかけるような暴挙であった。 |
第96章 | 始まりは突然に | 海岸で起きた数々の事件。埋められる人、海の家に住むランボー、溺れる少女、そして海面に生える人の体。一体何があったのか、アウルとスティングは行方不明のステラを探して海岸を駆け回ることに。 |
第97章 | 日は傾いた | 参戦した赤道連合とカーペンタリア基地との間で戦闘が開始される。追い詰められるザフト。その頃、オーブでは平和に見えてあんまり平和じゃない日常が繰り返されていた。今、クルーゼの腕オーブへと伸びる。 |
第98章 | 自分に出来る事 | 赤道連合に反撃するザフト。それに対して動き出す大西洋連邦。オーブの傍で会戦の時が刻一刻と迫っていた。そしてオーブにもプラントから圧力がかかりだす。そんな中で、キラは戦場に戻る決意を口にしていた。 |
第99章 | 孤島の主 | アズラエルの薦めに従い、フィジー諸島に向うカガリとフレイ。そこで2人を待っていたのはなんとも意外な人物であった。そしていよいよ迫る連合・ザフト・オーブを巻き込む決戦の時。もはやこの流れを止める事は誰にも出来ないのだろうか。 |
第100章 | 選んではいけない選択肢 | 始まった第8任務部隊結成式。だが、それは最初から波乱の幕開けとなってしまった。混沌とした情勢の中で、全てが間違った方向に進んでいく。そしてオーブでもカガリとカズィがとんでもない事を実行に移し、キラを巻き込んで騒ぎを拡大していく事に。 |
第101章 | 平和は過ぎ去った | プラントではラクスが確実に力をつけていた。誰もが自分の信じる道を必死に駆け抜けていく。それがどういう未来をもたらすかは終わってみなくては分からない。そんな中で、オーブは確実に追い詰められようとしていた。 |
第102話 | 風が吹く時 | オーブに迫る滅亡の時。大西洋連邦の援軍の申し出も断わり、単独で戦おうとするウズミにホムラとカガリが無謀だと食い下がるが、 彼等ではウズミの意思を変える事は出来なかった。オーブが拒否した事で大西洋連邦軍は動く事が出来ず、ソロモンでオーブの滅亡を見守る事に。 |
第103章 | 灯火は炎となりて | 迎撃態勢を整えるオーブ。持てる全ての力を結集するオーブだが、その命運は風前の灯だった。そんなオーブを救おうと多くの人たちが動き出す。 彼等を動かすのは打算か、それとも友情なのか、それとも…… |
第104章 | オーブ防衛戦 | 圧倒的な戦力を持って攻め寄せるザフト。これに立ち向かうオーブは持てる全ての力を結集して迎撃するが、ザフトはあらゆる面でオーブを上回っていた。装備、兵の質、経験で勝るザフトを相手にオーブ軍は苦戦を余儀なくされる。 |
第105章 | 新たなる光 | オノゴロ島内陸にまで侵攻していくザフト軍。それを食い止めようとカガリが、キラが、フレイが奮闘するが、物量と人材に勝るザフトを止める事は出来ない。そんな戦場の中で、アスランとフレイが遭遇戦に突入する。そしてそこにキラも。 |
第106章 | 鬼神の覚醒 | 破滅へ突付き進むオーブ。各地で後退戦を続け、撃破されていくオーブ軍。キラもアスランに押さえ込まれ、フレイも後退してしまったために戦線は遂に崩壊してしまった。幾つもの悲劇が生み出される中で、シンはステラと再開する事に。 |
第107章 | 暁の宇宙へ | 遂に到着したアークエンジェルが猛威を振るう中、カガリたちは脱出の準備を進める。キサカはカガリを逃がす為に司令部に留まり、最後までザフトを食い止めようとするが。脱出を図るキラとフレイとシン。しかし、それをアスランが追撃してきた。 |
第108章 | オーブの旗の下に | オーブ戦は終わった。オーブの敗戦により南太平洋の勢力図が塗り替えられ、連合軍は戦略の変更を余儀なくされる。そして宇宙に逃れたカガリは負わされた責任の重さと、失われた命の重さに押し潰されてしまう。そして軍政下のオーブ本土の運命は。 |
第109章 | 旗は戦姫の手に | 敗北の衝撃から立ち直り、動き出すアメノミハシラ。連合とプラントがそれぞれの未来図を描き、次の戦略を立てていく。それは新たな対立構造を生み出す事になるのだろうか。そして動くラクス。この混迷を深める世界に、カガリの決意は一石を投じる事になるのだろうか。 |
第110章 | それぞれの胸の誓い | ブルーコスモスの方針が会議で決定される。だがそれに不満を持つジブリールは独自の動きをする事に。プラントでも新たな作戦の準備が始まるが、それに反対する者が現れだした。そしてアメノミハシラではキースがキラを連れ出そうとするが。 |
第111章 | 臨界点 | アズラエルとミナの商談が行われる。それはどちらにとって有益な取引だったのだろうか。そしてパイロットとして鍛えられていくシン。決戦の時までに、彼等は何処まで伸びるか。一方、オーブでは相変わらずのドタバタな日常が繰り返されていた。 |
第112章 | 自由軍の初陣 | スカンジナビアで久々に出会ったアズラエルとラクス。だが、それは会談というより、査問会と言えるような代物であった。その席でアズラエルはラクスに講和のチャンスが失われた事を教えてしまう。それを聞いたラクスは。そして宇宙ではオーブ軍が今日も訓練に励んでいた。 |
第113章 | ステラ | 激突するオーブ艦隊とザフト艦隊。数で勝るオーブ軍だったが、ザフトは凄まじい強さを見せ付けてオーブ軍を翻弄してしまう。キラでさえ押さえ込まれてしまう戦況の中、オーブの船が1隻、また1隻と炎上していった。 |
第114章 | 欧州の反撃 | ジブラルタルを奪還し、ヨーロッパからザフト勢力を駆逐して戦線を縮小しようと考えるユーラシア軍は、遂にジブラルタル目指して圧倒的な大軍を動かした。戦力を他の戦線に引き抜かれて弱体化著しいザフトのヨーロッパ方面軍に、これを食い止める術は無い。この敗戦は、周囲に多大な影響を及ぼす事になる。 |
第115章 | 月への道 | ヨーロッパの敗北はプラントに暗い影を落とした。このままではプラントは間違いなく負けるという恐怖が評議会を包んでいく。そんな絶望的な状況で、なお挽回を目指す男達が居た。そして月へ向うキースたちの前に、ラクスの放った刺客が立ちはだかる。その刺客に、キースは単身立ち向かう事に。 |
第116章 | シンの力 | 単身残って敵を防ごうとするキースだったが、それは余りにも無謀な行為であった。劾を相手にしたキースのメビウスは被害を積み重ね、戦闘力を喪失してしまう。ここまでかと覚悟したキースであったが、そんな彼を叱咤する声があった。 |
第117章 | 最後の砦 | 月に辿り着いたキースたちは必要な手続きをしてすぐにアメノミハシラに戻ろうとするが、それより早くザフト艦隊は動き出した。ザフト艦隊も確実に勝とうと大軍を揃えて出撃し、この一撃でアメノミハシラを叩こうと考えている事が分かる。そしてラクスたちは。 |
第118章 | 軌道上の光輝 | アメノミハシラに襲い掛かるザフト。オーブ軍は待ち構えて総力を挙げた迎撃に出たが、ザフトの戦力は圧倒的で、オーブ軍の戦力はたちまちすり減らされていく。そして懸命に戦うキラの前には、多数の核動力MSの姿があった。 |
第119章 | 新たなる参加者 | 遂に参戦してきた極東連合。この無傷の強国が加わった事で地上、宇宙双方で戦力バランスが崩壊し、ザフトは戦略の建て直しと戦力の再編成を余儀なくされる事に。そしてアメノミハシラを巡る戦いは激しさを増しつつも、終息に向いつつあった。 |
カオシュンの攻略戦 | カオシュンに攻め寄せる連合の大艦隊。これを見たザフトの指揮官は徹底抗戦を決意するが、それは悲劇の序曲であった。カオシュンの窮地を知ったアスランはクルーゼの元に向い、フレイはザフトの敗北が近づいている事を実感する。 | |
第121章 | 狂気の戦場 | 薬物を使用して兵士を戦わせるザフト。その戦い方に連合軍も禁じ手を繰り出してくるが、連合軍の受けた被害は馬鹿にならなかった。プラントではザフトが乾坤一擲の反撃に出ようとしている。世界は未だに濁流の中から抜けようとはしていなかった。」 |
第122章 | 地球航路を賭けて | 最後の賭けに出たザフトは知将ウィリアムスに艦隊を預けて送り出す。連合は圧倒的な大軍でこれを迎え撃とうとしたが、ウィリアムスの術中に嵌って各地に分散させられてしまう。そしてウィリアムス艦隊を迎え撃ったユウナは。 |
第123章 | 天秤は戻された | ウィリアムスの罠に嵌り、瞬く間に消耗していく連合艦隊。それを助けようと突撃するオーブ艦隊。どちらも負ける訳にはいかないこの戦いは、ある意味意地と意地のぶつかり合いとなる。だが、それも限界が来た。連合の更なる増援が現れた時、戦いは終息に向ったのだ。 |
第124章 | 運命の舞踏会 | 舞踏会に招待されたアスランたち。そこでフレイは色々な人たちと顔を合わせる事に。そして動き出す嫉妬団と、それを阻止する為に立ち上がったソアラ。最後に立っているのは誰か。そしてジブリールの支援で勢力を増したブルーコスモスもまた。 |
第125章 | 戦姫の帰還 | 次の作戦の準備に入った連合。フレイは病院にアスカ一家を訪ね、そこでマユたちと再会するが。連合軍はシンガポールに大部隊を集結させ、アフリカでも攻勢に出ていた。そしてカガリたちはいよいよ地球に戻る事を決めた。 |
第126章 | 先陣を駆ける者 | 台湾に取り残された部隊を助ける為、 オーブから精鋭部隊が出撃していた。その中にはアスランたちの姿が。そしてカガリたちはようやくシンガポールに着いたのだが、そこではアズラエルが新しい力を用意して待っていた。 |
第127章 | 光と闇と | アークエンジェルで仲間たちと再会するキラたち。彼らは早速宴会の準備を始めてしまう。これで良いのだろうか。そしてプラントでは戦局打開の為に戦略を話し合うが、そこでジュセックがとんでもないことを言い出した。 |
第128章 | 包囲網を突破せよ | アークエンジェルで久々の馬鹿騒ぎをするキラたち。そこで起こった事件はキラとトールに深いトラウマを残すことになる。そして台湾を巡る攻防戦はその最終局面で最後の激が発生する。ザフトのエース部隊を相手にした連合軍は大苦戦を強いられる事に。 |
第129章 | 錯綜する宇宙 | 連合の基地を次々に襲撃していくザフトの切り札、ミーティア。その圧倒的な火力に連合軍は苦戦を強いられる事に。そして台湾ではザフトの反撃を受けて連合軍が大苦戦を強いられる事に。東アジアの意図的なサボタージュを受けた連合は空軍の支援を受けられず、犠牲を積み重ねていった。 |
第130章 | 奇襲、ラバウル | ラバウルに集結した地球連合軍。その圧倒的な物量はオーブのザフトを叩くには過剰すぎるものであった。そこで訓練に明け暮れるパイロットたち。そして作戦に備えて準備を進める司令部。だが、そんなラバウルに強襲をかけるべくクルーゼが迫っていた。 |
第131章 | 余所者の定め | 激突するラバウル。それを迎え撃ったのはアルビム連合軍だった。コーディネイター同士の激突がラバウルの空を彩るが、この現実にアスランはやりきれない思いを抱え込んでしまう。これは皮肉という言葉では表せない戦いが始まっていた。 |
第132章 | クルーゼの敗北 | エレンの家でフレイはユーレクと顔をあわせることに。反撃に出てきた連合軍の大軍によってザフトは押し返されてしまう。連合の物量はクルーゼの予想を遥かに超えるほどで、多少船を沈めたくらいではビクともしなかった。 |
第133章 | 再会は突然に | 連合に敗北したクルーゼは脱出を決定するが、その時間稼ぎにアスランがラバウルに赴く事となった。ラバウル側はそれを受け入れ、ザフトと連合の交渉が行われる。それは脅しを交えた綱渡りの交渉であった。 |
第134章 | オーブ開放作戦 | 撤退の準備を進めるザフト。だがアスランは傷病兵を切り捨てたクルーゼのやり方に怒りを隠せず、その鬱憤を押さえきれなくなってしまう。そして連合は攻撃こそしなかったものの、露骨な挑発行動に出てきた。そしてフレイたちも動き出す。 |
第135章 | 悲しい決意と勇気 | オノゴロ島に襲い掛かる地球連合軍。これにザフトは最後の抵抗を見せたが、それは儚い抵抗であった。地球軍の圧倒的な物量にザフトは耐えられず、後退を重ねてしまう。この敗北確定の戦いの中で、モルゲンレーテから金ぴかの覇王が姿を現した。 |
第136章 | 金色の覇王 | それはオーブ開放作戦における歴史上の闇。誰もがそこの事について口を噤み、語ろうとしない葬り去られた記録。その時何があったのか、その時どういう戦いがあったのか、その過去の闇を1人の映画監督が保存していた記録映像が明かしてくれた。 |
第137章 | 散り逝く戦士 | オーブに侵攻した地球軍に押し込まれるザフト。余りの数の差はイザークたちですら手の施しようが無く逃げるだけとなってしまう。だが、地球軍もザフトのゲリラ的な攻撃に苦戦を知られていた。そして、そんな激戦の中で赤いストライクが死神のようにアークエンジェルに向かってくる。 |
第138章 | 再会、そして…… | オーブを取り戻したカガリは、オーブの実権を握る事になる。だがその前にカガリはアークエンジェルをどうにかして直そうと考えていた。そして同時にキラとフレイの再会の時が来る。だが、それは1つの事件を起こしてしまう事に。 |
第139章 | キラの再訓練 | アスランに勝てないキラはアルフレットに鍛え直してくれと頼み込んだ。だが、それはキラにとって地獄の日々の到来を意味していた。 そしてアスランはプラント内の権力闘争に巻き込まれていく事に。 |
第140章 | 悲しい決意 | 連合とザフトはそれぞれに次の戦いに向けて準備を進めていく。キラはアルフレットの特訓を受けて半殺しになり、アスランは重いものを背負って戦場に戻る。そしてイザークは母と対面し、ジェネシスの存在をする事に。 |
第141章 | クリスマス・イブ | 戦争の最中でもお祭はやってくる。宗教概念が衰退したこの世界でなんでクリスマスなのだと言われてもsの日はやってくる。この機会に誰も彼もがお祭の準備を始め、久々の笑い声がオーブを満たそうとしていた。だが、そんな中でも問題の種は尽きず、苦労する人も居た。 |
第142章 | 諸人来たりて | ヘンリーが、アズラエルが、イタラが次々にやってくる。こいつらはこんな所に居て良いのかとツッコミが入りそうなメンバーだが、彼らは全く気にしていないようだ。そしてアズラエルはキースにブルーコスモスへの復帰を改めて要請してくる。 |
第143章 | パーティーナイト | フレイに誘われてみんなで温泉に入ることに。だが、温泉といえば覗きだという訳の分からないポリシーを持つ馬鹿どもが情動のままに暴走してアルスター邸の警備システムに挑戦する。次々に倒れる仲間たちを置き去りにして駆け抜けるキラたちは夢を掴めるのだろうか。 |
第144章 | 星は大天使に | オーブから次の戦場へと舞台は移っていく。キースはアズラエルと共に行き、シンはアークエンジェルへと戻ってきた。そしてアスランも新たな戦場に戻り、クルーゼも動き出す。戦いは最終ステージに向けて動き出したのだ。 |
第145章 | 新たなる力 | オーブを出立したアークエンジェル。キラには改修されたデルタフリーダムが送られ、ますますその力を強化していく。そして世界が次の方向に動き出す中で、クルーゼの陰謀がいよいよ姿を現しだす。 |
第146章 | 理想を求めた者たち | ラクスたちの本拠地であるメンデルを強襲したクルーゼ艦隊。その戦力を知ったダコスタはラクスを逃がそうとする。メンデルの周辺は強固に防御された要塞陣地と化していてクルーゼ艦隊を迎え撃つ事になるが、クルーゼはそれを見ても薄笑いを浮かべていた。 |
第147章 | 南米の英雄 | パナマに迫る切り裂きエド。後方であったゆえに守備隊を減らされていたパナマ基地は苦戦し、各地から応援を呼び寄せる。続々と駆けつけてくる大西洋連邦の部隊にエドたちは苦戦しながらもパナマに向けて突き進み、遂にはその基地を視野に納めるが、彼の前に大天使が立ち塞がる。 |
第148章 | 結末は悲劇と共に | 包囲された南米軍は最後の抵抗を試みる。降伏を拒否したエドをアルフレットは罵倒し、彼を倒す決意を固める。市街地に突入した大西洋連邦軍の戦力は圧倒的であり、南米軍は数と質の双方で劣勢に立たされ、敗走を余儀なくされてしまう。そして遂にソードカラミティが姿を現した。 |
第149章 | 星の歌声 | ラクス・クライン救出さる。その報は地球圏全域に衝撃を持って迎えられた。それを知った本物のラクスは自分たちの再起の可能性が完全に断たれたと感じ、落ち込んでしまう。だがそんな彼女の耳に不思議な歌声が聞こえてきた。 |
第150章 | 大天使は星の海へ | ビクトリアを攻撃する連合軍。宇宙にはクルーゼ率いる回収艦隊が展開し、連合軍はこれを叩くべく部隊を差し向けようとする。そしてアークエンジェルは地球軌道で懐かしの敵、ガモフのゼルマン隊と遭遇戦をする事になる。 |
第151章 | 破滅の足音 | 遂に前に出てきた極東連合艦隊。ヤマト級の圧倒的な砲撃力にクルーゼさえ驚きを隠せない。そして続々と地球軍が現れ、ザフトはだんだん追い詰められていく。そしてキラとアスランも決着をつけるべく激突するが、その結果は…… |
第152章 | 激流の中で | クルーゼのBC兵器使用は地球連合を激怒させた。世界にはプラント討つべしの声が高らかに木霊し、それを聞く世界の指導者たちは苦々しさを隠せない。アズラエルも沸騰した民衆には成す術がなく、世界はクルーゼの思惑通りに動くのであった。 |
第153章 | 英雄退場 | 左遷されるアスラン。ブルーコスモスの盟主から追われるアズラエル。時代は動き出し、次の舞台へと移行していく。地球軍は戦争を長引かせる事の危険性に気付き、短期決戦を仕掛ける準備に入る。そしてプラントではジェネシスが完成しようとしていた。 |
第154章 | 夢から覚めて | ヴェルヌに苦戦するキラたち。ザフトは遂に強力なMAまで投入しだした。プラントでは新型MSインパルスがイザークの前に姿を見せるが、イザークは何故か激昂してしまう。そして地球ではアルビムにザフトが迫っていた。 |
第155章 | 砕かれた鳥篭 | 消耗戦が続く宇宙。ザフトは消耗に対する補充に苦しむが、それでも頑張る男たちは居る。そしてアルビムに迫る破滅の時。地球軍と共に立ち向かうアーモニア守備隊であったが、歴戦のザフトと戦うには精鋭が抜けたアーモニア守備隊では役不足であった。 |
第156章 | 揺れる想い | オーブで再生されたジャスティス。月ではキラがシンの悩みを聞いてやる事に。そしてプラントではミーアとアスランが夕食を共にするが、そこでアスランは予想外の流れに戸惑うのだった。 |
第157章 | ミネルバ竣工 | カーペンタリアに襲い掛かる改良型スーパーメカカガリ。その脅威にザフトは対抗する術を持たなかった。そして宇宙ではザフト待望の新造戦艦ミネルバが完成した。だが、それを見て喜ばない者もいる。そしてアスランはガルムのテストを繰り返していた。 |
第158章 | 悪夢の始まり | 打ち上げ準備が進む地球の大艦隊。それを守るべく地球軍は準備を進めていたが、ザフトもこれを阻止するべく艦隊の編成に入っている。だが、その過程でイザークは神経をすり減らすような苦痛に耐え続ける事になった。 |
第159章 | 見えぬ道標 | アカデミーを卒業していく学生たち。それを見送ったアスランとディアッカは自らの無力さを呪うしか出来ない。そして地球を目指して艦隊が出撃したが、イザークたちはこれが納得できないでいた。一方、地球ではアズラエルとラクスが3度目の邂逅をする。 |
第160章 | 我が城 |
アメノミハシラに突入したザフトだったが、彼らは地球軍の盛大な歓迎を受ける。だが、クルーゼはこの戦いにザフトの切り札を掻き集めて投入していた。しかし地球軍の守りも厚く、クルーゼも苦戦を強いられる。しかし、そこに戦場を迂回したハーヴィック隊が突入してきた。 |
第161章 | 悲しき再会 | クルーゼ艦隊はアメノミハシラに迫ったが、その前にはアメノミハシラ最後の壁、オーブ軍と基地駐留MS隊が立ちはだかった。 そしてキラたちはイザークたちと激突し、消耗戦に突入してしまう。だが、その戦いでアークエジェルのレーダーが地球に向かう小部隊を捉えた。 |
第162章 | ザフトは去りて | ヘンリーとマルキオがマーシャルで変な話をする事に。地球軌道にはダナン率いる輸送船団が迫るが、その背後にはアークエンジェルの姿があった。そして地球軍とザフトの戦いは終息へと向かい、両軍は疲弊しきって自然と離れていった。 |
第163章 | 星の降る夜 | 極東連合軍の攻撃を受けて陥落するトーラス要塞。それはザフトを更なる窮地に追い込む事になる。キラたちはアルフレットと共にオーブに降りる事になる。そしてアズラエルとラクスもまた。 |
第164章 | ラクスの決意 | クリントに迫る地球軍。地球からはドミニオンとパワーの打ち上げ準備に入る。そしてオーブではフレイはラクスに好意的に接し、彼女に対して積極的な援助まで申し出る。そして彼女たちは時代の闇の扉の1つへと手をかけようとしていた。 |
第165章 | ユウナ・パニック | ラクスにプラントの運命を賭けた賭けを持ちかけるアズラエル。それを受けたラクスはプラントの命運を背負う事に。宇宙では新型ウィンダムを手にしたトールがフラガと戦う。 そしてオーブではラクスたちがオーブの街に出かけていたが、昼食を摂りに入ったレストランでユウナとソアラを見かけることに。 |
第166章 | 複雑な気持ち | 騒動はオーブ政府を巻き込んで拡大していくかと思われたが、それは幸いにして大きな犠牲を出さずに終息していった。だが彼らの心は何処に。そしてプラントではクリントを助けようと有志連合が集まっていたが、その中にアスランはの姿はなかった。 |
第167章 | 決意を胸に | オーブで宇宙に上がる準備をする子供たち。準備を終えたラクスは一足先に宇宙に上がり、キラたちと最後の別れをする。そこでラクスはアズラエルから最後のカードを渡されるが、それはラクスに衝撃を与えるものであった。一方、プラントではアスランたちが全力で無茶苦茶な輸送計画を準備していた。 |
第168章 | プラントの為に | オーブを出立するキラたち。アルフレットは彼らを認め、送り出してくれる。だが何故か彼についてアズラエルまでアークエンジェルにやって来る事に。そしてプラントからはいよいよアスランたちが出撃していく。だが、アスランは相変わらず無事には出発できそうもなかった。 |
第169章 | 灰色の襲撃者 | クリントに迫る第8任務部隊。彼等はそれぞれに戦いの準備を整えていたが、同時に新たなトラブルも。そして先行する第7任務部隊にはアスランたちの攻撃が加えられたが、地球軍の戦闘能力はアスランたちの予想よりも遥かに向上していた。 |
第170章 | 極点の炎 | アスランたちの攻撃直後にマーカスト艦隊が第7任務部隊に襲い掛かったが、第7任務部隊は恐ろしく強力な部隊だった。新型戦艦に手を焼くザフト、そして時間が無駄に消費されてしまい、遂にキラたちが戦場に現れる。それは第2ラウンドの鐘が鳴った瞬間であった。 |
第171章 | 月女神の抱擁 | 宇宙に上がる為に頑張るカガリ。シンはデュアッカやデュラントを圧倒して見せたが、増援に現れたルナマリアのブラストインパルスの強襲を受けて苦戦を余儀なくされる。一方でフレイはオリバーと激突していたが、その戦いの中でオリバーは秘めた力を目覚めさせてしまった。 |
第172章 | 夢の痕 | 引き揚げに掛かるザフトと地球軍。キラたちも最後の戦いを続けていたが、それも終息していく。マリューは第7任務部隊を守って月に戻る事にしたが、アズラエルはアークエンジェルをL4に向けるように言ってきた。そしてそのL4ではヘンリーたちが何かを探している。 |
第173章 | メンデル | 追い込まれたジブリールは再起を考えて動き出す。メンデルではキラたちが中の探索を行っていたが、そこでイタラは歴史に埋もれた秘密を口にする。プラントではアスランたちが必至に戦う準備をしていたが、それは絶望的な状況を突きつけるだけだった。そんな中で、ラクスはプラントに帰還する。 |
第174章 | 過ぎた日の記憶 | 全てはそこから始まった。最初のコーディネイター、ジョージ・グレン。何故彼は世界にデータを公開したのか。彼は何故生まれたのか。人はどうしてパンドラの箱を開けてしまったのか。それはただ、科学者の夢から始まっていた。イタラが封印された過去を今明かす。 |
第175章 | パトリック・デイ | 落ち込むキラをフレイはデートに誘う。それを友人として暖かく見守ろうとするカガリだったが。アスランはミーアと何だか良い関係になっていたが、彼に安息の日は当分来そうもなかった。 |
第176章 | アズラエルの羽音 | 地球軍の宇宙艦隊が遂に集結したその大軍を前にアズラエルはこの戦争の終わりを宣言する。そしてキラは出撃を前に決意を固めていた。地球軍の大艦隊を迎え撃つザフトは意見が纏まらず、揉めに揉める事になる。 |
第177章 | 開く扉 | 陥落するクリント、総力戦に出てきた地球軍と震え上がるプラント。そんな中でクルーゼはジェネシスを使用した起死回生の作戦案を提示する。だがそれはボアズを捨石とする作戦であった。全てが自分の思い通りに動いていると考えるクルーゼは勝利を予感して1人笑うのであった。 |
第178章 | アスラン脱走 | 不幸街道を驀進するアスラン、ミーアとぶつかったことで彼の運命はまたしても怒涛の展開に巻き込まれてしまう。遂にザフトから追われる事となったアスランであったが、状況を理解したユウキたちがアスランを助けるべく動き出す。 |
第179章 | ボアズ攻略戦 | ボアズに押し寄せてきた地球軍第1集団。その大軍を前にしたザフトは震え上がったが、敵はまだ一部しか現れていない。ウィリアムスはこれを何とか撃破して次に備えようとするが、地球軍は遮二無二突撃して消耗戦に引きずり込もうとしてくる。 |
第180章 | 知将と名将と | ボアズに続々と姿を現す地球軍。ザフトは懸命にこれと戦い、各所で戦術的な勝利を積み重ねていく。だが押し寄せる地球軍の数は確実に増え続け、遂にはハルバートン率いる第2集団までもが姿を現した。 |
第181章 | 力が倒れる時 | ボアズに突入する第8任務部隊。グラディス隊がそれを阻もうとするが、真っ向から戦っては歯が立たなかった。圧倒的な力でザフトを蹴散らしていくキラたちの前にレイたちが立ち塞がるが、彼らは自分の先輩たちが戦ってきた敵の凄まじい強さを思い知る事になる。 |
第182章 | 宿業の果て | 崩壊していくザフト防衛部隊。もはやボアズの陥落は避けられず、各部隊の指揮官は撤退を前提とした作戦を立て始める。地球軍は崩れたザフトの防衛線を食い破ってボアズに取り付き、内部に海兵隊を突入させる事に成功する。だが、まだ戦いは終わらなかった。 |
第183章 | 創世の光 | クルーゼとフラガの死闘は続く。過去の因縁の断ち切るべく、2人は延々と戦い続ける。そしてキラたちがフラガの援護に駆けつけ、アンテラたちと衝突する事に。イザークはガルム隊を守ろうとするが、奮戦空しくガルムは次々に落とされてしまう。だが、その時ザフトを救うべく閃光が地球軍を貫いていった。 |
第184章 | 約束の場所 | 双方共に最後の戦いを続ける。もはやお互いに切り上げの段階に来ており、互いに手を引く準備に入っている。そのなかでイザークは窮地に立たされながらもその能力を開花させ、シンはステラを助けようと無茶を繰り返す事になる。 |
第185章 | 再会 | 余りの被害の大きさに動きを止めた地球軍。プラントではジェネシスの修理に躍起になり、一時的な小康状態が訪れる。回収されたステラであったが彼女を救う術は地球軍には無かった。一方、アスランたちはボアズにたどり着く前にディアッカに補足されてしまう。 |
第186章 | 司令官はカガリ | アークエンジェルに収容されたアスランからユウキたちの託した手紙が届けられる。それはもう1つのプラント侵攻作戦の発動を意味する物であった。事態が動いたことを知ったアズラエルは地球軍に早期進行を要請する事に。 |
第187章 | 明日の為に | 迎撃準備を始めるプラント。ザフトは最期の戦いの準備を始めるが、同時にユウキたちのレジスタンスも行動を開始する。一方の地球軍も出撃準備を終えて、最期の戦いに望もうとしていた。 |
第188章 | プラント本土決戦 | 崩壊を始めるプラント、誰もが自分の信じる未来を求めて足掻く中、ジェネシスの光が宇宙を焼く。ボアズから出撃したカガリ艦隊はプラントに直進するが、それはこの戦争の大本を断つ為の出撃であった。 |
第189章 | 俺たちの選んだ道だ | プラントに襲いかかるカガリ艦隊。ザフトは突入してきた艦隊に苦戦を強いられていたが、吉良たちは迎撃に出てきたザルクを前に大苦戦を強いられる事に。クルーゼのプロヴィデンスがその驚異的な強さを見せ付ける。 |
第190章 | 曙光 | ジェネシス目指して遮二無二進むオーブ艦隊。それを通すためにカガリ艦隊は必至に奮戦をしていたが、常勝不敗を謳われたアークエンジェル隊苦戦の知らせが全体の士気を挫く事に。追い込まれていく友軍の姿を見たカガリは、全軍を叱咤して自ら前に出た。 |
第191章 | 蘇る巨人 | クライン邸を襲うユウキたち。屋敷の警備兵を倒しながら突入した彼らであったが、闘いの中でラクスは味方とはぐれ、孤立してしまう。実家の中で困り果てていた彼女は足音を聞いて思わず手近な部屋に飛び込んだのだが、そこには見た事もない輝くスキンヘッドの男が居た。 |
第192章 | 終末へのカウントダウン | ジェネシスに向かう地球軍であったが、ザルクの圧倒的な強さを前に大苦戦を強いられてしまう。クルーゼの狂気が戦場を支配し、マリューたちの最後の抵抗さえも打ち砕いてしまう。万策尽きたかに見えた地球軍は発射態勢にあるジェネシスを前に遂にその足を止めてしまった。 |
第193章 | 大いなる誤算 | ザフトの参戦で追い詰められるザルク。だが発射まで10分を切り、このまま勝ち逃げできるとロナルドは考えて全軍にあと少し持たせろと檄を飛ばす。だが地球軍の必至の攻勢も凄まじく、損害を顧みない連続攻撃を加えてジェネシスに攻撃しようとしていた。 |
第194章 | 未だ朽ち果てず | ジェネシスのミラーを失い、地球への攻撃が不可能となったザルクは再起を期して撤退を開始する。地球軍もザフトもそれを追撃したいという意思はあったのだが、既にそれをする戦力はなく、戦いは残敵掃討レベルの物へと流れていった。 |
第195章 | 平和への道 | 戦争は一応終った。プラントには多数の地球艦隊が押し寄せ、周辺宙域を軍艦で制圧してしまう。そんな状況の中で、双方の代表者が終戦に向けての予備交渉を開始する事に。そして逃げ出したクルーゼたちの捜索も開始されたのだが。 |
第196章 | 朽ちし者達 | クルーゼ追撃の動きが加速し、プラントでも彼の所業についての調査が進んでいく。その中からフレアモーターの持ち出しが発覚した事が地球の危機を教えてくれて、地球連合はクルーゼの捜索に全軍を動員する事になった。 |
第197章 | 復讐者の執念 | ユニウス7を移動させるクルーゼ。それに気付いた地球軍は隕石の破壊を考案するが、月のレーザー砲台が無力化されたことで事態が一気に深刻な方向に流れてしまう。アメノミハシラには残存部隊が集結を始め、プラントからはアークエンジェルらが急いで地球に戻ろうとするが。 |
第198章 | 裏切りと信頼 | ユニウス7を追撃する為に出撃準備をするザフト。だが国内は敗戦に荒れだし、評議会は事態への対応に苦慮している。そんな中でアスランはラクスに会いに行くが、 彼女は厳重な監視下に置かれ、籠の中の鳥となっていた。 |
第199章 | 迫るユニウス7 | 地球軍の防衛線を突破してユニウス7が地球に迫る。それを追撃していたアークエンジェルは途中でそれを発見するが、その生き残りから敵にザフトの一部が合流している事を聞かされる事に。そしてアメノミハシラでは第2防衛線として戦力が集結を完了していた。 |
第200章 | 破壊の権化 | ユニウス7に地球最後の艦隊が立ち向かうが、ザルクも切り札のヴェルヌを投入してこれに対抗する。だがこの時、地球軍もミーティアなどに拮抗する大型MAを完成させていた。大型MA同士で激しい戦いが続く中、ユニウス7はゆっくりと地球に近づいていく。 |
第201章 | タイムリミット | ユニウス7に向かう追撃艦隊であったが、ザルクが彼らの前に立ち塞がる。メテオブレイカー設置を優先する追撃部隊であったが、ザルクの攻撃にまずミネルバ隊の足が止められてしまった。 |
第202章 | 復讐者たちの凱歌 | 失われるメテオブレイカー、無茶な作戦の果てに消耗する連合軍。次々に味方を失いながらもアークエンジェルはどうにかユニウス7に辿り着き、メテオブレイカー設置作業を開始するのだが、そこに連合軍を撃破したクルーゼたちが集まってきた。 |
第203章 | クルーゼの誤算 | ユニウス7周辺で戦っていた頃、プラントでは建造途上で放棄されていたミラーが完成し、設置作業が始まった。それを知らないクルーゼたちは必死に連合軍と戦い、遂に最後のメテオブレイカー破壊に成功する。それを見たクルーゼは勝利を確信した。 |
第204章 | 滅びの時 | 地球への落着間際のユニウス7.だがザルクの抵抗も限界に達し、各地で次々に殲滅されていく。クルーゼもプロヴィデンスもキラとシンに敗れ、彼はユニウス7の中へと逃げ込んだ。そしてジェネシス射線上から退避しようとするアークエンジェルは遂に敵弾に倒れてしまう。 |
第205章 | 最後の賭け | 地球に落ちそうになったトールはキースたちに救われるが、ジェネシスが狙っていると聞かされてフレイはキラを助けに行ってしまう。ジェネシスの発射が迫る中で、キラはクルーゼの居る管制室に入り、そこでクルーゼと話をすることに。 |
第206章 | さよなら | 地球に向かうユニウス7を、巨大なアメノミハシラが弾き出すために特攻していく。オーブの財産が特攻していく姿にカガリは泣き崩れ、再建資金を取り立てることを誓うのであった。そしてキラとクルーゼ、フレイは…… |
最終章 | 桜の咲く頃に | 戦いが終わり、世界は復興への道を歩んでいく。だが終戦は新たな対立の始まりを意味していた。戦中に解決しなかった幾多の問題が噴出し、平和とは呼べない時代が続いていく。だがそれでも世界全体としてはゆっくりと復興に向かっていた。そして、あのユニウス7から4年の月日が流れた。 |